墨池の角で殴る

日記です。

たまには救いがあったっていいじゃないか

そういや、高校生になりました。みなさんはいかがお過ごしですか?

世の中には「ぼっち」なんて言葉がありますが、どうやら僕は、そんな言葉が似合う男になってしまったようです。でもまあ、なってみると、ぼっちも存外悪くありません。

誰かに気を使う必要はないし、休日は自由に使えるし、スマホの通知も来ない。友達を作らなければ、とても心穏やかに生きられます。どうやら僕の場合、友達はいない方が生きやすいらしいです。

 

エヴァは偉大。人生の教科書

そんなわけで、学校ではだいたい1人です。もちろん昼食を食べるときも1人なわけですが、そんなぼっち飯を買いに、コンビニへ行ったときのことです。

「何、持ってんの?」振り返ると、前歯のないおばさんが缶ビールを片手に、にっこにこの笑顔で僕を見ています。

「おにぎりですけど……」

僕は滅茶苦茶ビビりながら答えました。するとおばさんが近づいてきて、僕からおにぎりを奪い取り、「買ったげる」なんて言い出しました。

正直迷惑だし、怖いです。滅茶苦茶逃げ出したかったけど、ちょうど股関節を痛めていて、走れないのです。

仕方ないので逃げるのは諦め、何度も断りました。しかし全く聞く耳を持ってもらえず、おばさんはレジに行き、会計を始めてしまいました。私の名前はダイジョウブ、とか、全然聞き取れない日本語らしき言葉を聞いていると、ふと、エヴァに出てくるレイの言葉を思い出しました。

「こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの」

レイはあの時、前歯のないおばさんに絡まれて困ったときのことを思い出したんですよ、きっと。

それから渋々おにぎりを受け取ったら、ハグされました。

両手を広げて近づいてきたのでハグをしようとしているのは分かったんですけど、後ずさった瞬間、股関節に激痛が走ってそれ以上動けませんでした。

いまだにハグされた時のおばさんの匂いがフラッシュバックしてきてウザいです。

書いてて鬱々としてきたので寝ます。辛いです。なんかもう、いろいろと嫌になりました。多分、この記事はそのうち消します。